まどろむまどログ   - 「快」を求める日々の記録 -

日々の暮らしを心地よいものにしてくれるモノ・コト・ヒトの記録です

日曜日の朝の楽しみと言えば、なんといっても『レジェンズ』を観ること!
今放送されている仮面ライダーは、どうやらあまり数字が取れなかったらしく、途中から路線変更してなんだか妙な按配にコミカル調になってきちゃったし、プリキュアも新しい展開に突入したものの、ザケンナちゃんがあまり登場しなくてつまんなくなってきたし・・・ってなわけで『レジェンズ』が一番楽しみなのである。
これは、日曜朝9時半からフジテレビ系列で放送されている、ちょっと変わったアニメなのだ・・・。

第一回目の放送時から、このアニメはかなり「変」だった。
まず主人公たち、いわゆる「人物」のデッサンがひどくいい加減なのではないかと思えるほどシンプルな姿形をしていた。
それに比較すると、登場するレジェンズのかっちょいいこと♪
ニューヨークが舞台となっているのだが、背景の書き込みはとても丹念だ。
この絶妙なバランスが観ていてとても心地良い。
BGMはクールなジャズ。
エンディングは、英語バージョンでかなりパワフルに歌われる『どうにもとまらない』。
そう、あの山本リンダの名曲が流れるのである。

非常にお気楽ムードで始まったかに思えたこのアニメ、実はここ数回、かなり重たいテーマも浮上してきて、笑いながら眺めていても胸がきゅんとする回数が増えてきた。
こどもたちがレジェンズウォーに巻き込まれていく中で傷つき、悩み、それでもなお、友を守ろうとする姿。
あるいは、こどもの頃から大切にしていた憧れを捨てて大人としての役割を果たせなければならないという厳しい現実の中にいる、はるか先生の切なさ・・・。
最近、韓国や中国などに下請けに出しているらしい、やたら目だけがデカくて派手な絵柄の割りには、ストーリーボードがダメダメなアニメが多いのだが、この『レジェンズ』は違う。
悪役J1、J2(女性上司を持つ黒ずくめの2人組)の狂言まわしめいた解説せりふ一つとっても、きちんと初回からの伏線に基づいたボケやつっこみを入れているのだ。
ああ・・・シロンさんはいずこへと行き、こどもたちの今後はどうなっていくのだろうか・・・。

ところで、シロンさんは主人公シュウが呼び出すレジェンズなのだが、チビバージョンとでっかいバージョンの2つの姿で登場する。
大きな羽根を羽ばたかせて勇壮に空を飛ぶ「ウィンドラゴン」バージョンも好きなのだが、ちっこい「ねずっちょ」姿の時の方が私は好きだ。
「シロンさんの実物大ぬいぐるみ、ないかしら・・・」と(私の)夏休み中、探していたのだが、どこもかしこも売り切れ・・・。
来週あたり、親子三人でフジテレビまで遊びに行く予定でいるから、そのときまた探してみようと思うのだが、神様は私の切ない願いを聞き届けてくださったのだろうか・・・。なんと、駅向こうにある西友のお菓子売り場で、シロンさんのキャラクター付きラムネ菓子を発見したのである!

中に何が入っているのか分からないタイプの食玩だったのだが、ふみやに「選んで。これ一個でもう買うのやめるから・・・。できたら、シロンさんのチビバージョンがいいな」と頼み込んで一つだけカゴにいれてレジを済ませて、あらビックリ。
なんと、箱を開けたらちびシロンさんが・・・(*^-^*)。
帰りの車の中、大喜びで息子にお礼を言うと「こういうのは、ちょっとしたコツがあって、オレ、大抵は欲しいの当てることが出来るんだよ」だって。
嘘かまことか分からないけれど、お母さん、大感激です。うるうる(笑)

今日の放送分で悩んでいたのは「はるか先生」だけではない。
シュウも悩み、シロンさんもまた悩んでいる。
悩めるシロンさん・・・来週は「ねずっちょ」の姿のまま、あの巨大な橋を渡ろうとするらしい。
果たしてどんなお話になることだろう・・・。

などと、アニメな話をこうしてのんびり書いていられる(私の)夏休みも今日でおしまい。
明日からまた職場に出て、慌しい毎日の繰り返しが待っている。
今日、8月22日は「天の元后聖マリアの祝日」とのこと。
どうも何かに呼ばれているかのように、このところ、宗教書を再びひもといてみたり、哲学書の類も読んでみたり・・・と自分の内側を探るモードにも突入中。
でも、カルトなはまり方ではないし、気持ちが塞ぎこんで何かに救いを求めている、というのでもない。
自分でも不思議でならないのだけれど、ビジネス関連やIT関連の専門書を読む傍らで、どうしようもなくこの手の本も並行して読みたくなってしまったのだ。
数種類の本を平行読書するのはいつものことだが、今回は面白いことに、本の内容がお互いにリンクし合い、シンクロしている事象にも随分出会っている。
少し先に成し遂げたい自分の目標についても考えがまとまってきた。
さて、明日はどこまで進めることだろうか。
すべての断片が繋がっていくこの感じ、なかなか悪くない。