まどろむまどログ   - 「快」を求める日々の記録 -

日々の暮らしを心地よいものにしてくれるモノ・コト・ヒトの記録です

あなたのトーテムは何ですか?

白いクマは強運のお守りだそうです

ディズニーの『ブラザーベア』が公開されたとき、こどもたちに大人気の『おはスタ』でもトーテムについて紹介されたことがありました。
もちろん、おのおののトーテムについての詳しい解説はありませんでしたが「生まれた月を象徴する動物がいるなんて面白いね」と息子も興味を持ちWEBで検索をかけてみたりしたものです。
以前は、ディズニーの公式サイトで自分のトーテムを調べることが出来たのですが、今は領域から削除されてしまっているようです。
冬休みに入る少し前から、私はネイティブ・アメリカンの暮らしや慣わしについての本を読む機会に恵まれました。
現在手にしているのが『メディスン・ホイール シャーマンの処方箋』(サン・ベア&ワブン著/小林加奈子訳 VOICE刊)。
グレゴリオ暦と違って、ネイティブ・アメリカンの人たちが使っている暦では、月ごとに名前がついているのが面白いですね。

たとえば、私の生まれた9月9日は『穫り入れの月』。
期間の区切り方も8/23〜9/22と、グレゴリオ暦とは異なります。
トーテムというと「動物」のイメージが強いかと思いますが、実は鉱物や花のトーテムもあるんですよ。
私の生まれた『穫り入れの月』の例を挙げれば、鉱物界では「アメジスト」、植物では「スミレ」、動物界では「ブラウン・ベア」、色はパープル。また、自然界の要素では亀(土)のファミリーでもあります。

おのおののトーテムには象徴的な意味があり、そのトーテムを持っている人は、この世界の中でトーテムの象徴する役割を担っていると考えられています。
ブラウン・ベアの場合、わたしたちのイメージするクマとは少し違うと思うのですが「公正な判断、正義、勇気、分析能力」といったものが象徴されています。
ネイティブ・アメリカンの部族ごとの伝承の中でのクマの描かれ方を読めば「なるほどな」と思うキーワードなのですが、なんだか不思議ですね。
トーテムの象徴するところは、その人に備わっている特質であったり、目指すべき原型であったり、おのおののステージでその持つ意味合いは異なってくるかと思います。

機械的・直線的に時間を区切ってしまったグレゴリオ暦と比較すると、メディスン・ホイールの時間の捉え方はとても魅力的です。
私達の日々の営みと暦が同期を取っているのが分ります。
これは「13の月の暦」にも共通することなのですが、暦の意味と自分の暮らしがシンクロして、らせん状に意思や行為が進んでいくのを実感できるようになっているのです。
わたしたち人間も自然の一部なのですから、季節がめぐり来るたびに花を咲かせ実をつける植物のように、宇宙の大きな流れに沿った時間の過ごし方というのは確かにあると思うのです。
自分のトーテムをあらためて眺めてみると、おのおのの象徴するところは、私が目標としたいところだな、と確認しました。
いまだそこには行けていないのだけれど、毎日少しずつ進んで行きたいな、という指針のようなものです。

さて、あなたのトーテムは何でしょうか?
下記のサイトで概略をご覧になることが出来ます。

シンクロニシティ・林女
メディスン・ホイールページ
http://www.s-linnyo.com/medicine.html

○「魅せられたもの・天空の果実」内
メディスン・ホィールのページ
http://www.aritearu.com/Life/Sky/Hubble/MedicineWheelStar.htm

それにしても・・・
冬休みに入る前に偶然手にした『神秘のパワー インド占い』(ねこぢるy著/占い監修 やましたかずこ 文春ネスコ刊)で調べると、私の守護神はシャニ神なんですね・・・。
どうして私の場合、クマといい、シャニ神といい、「不屈」とか「ねばり強い」といった屈強なイメージの原型を持っているんでしょうか・・・。
も少しおしとやかなのだったらよかったのに、と思いつつ、「おしとやかなのはお母さんらしくないよ」とは息子の弁(^^;

○神秘の占い インド占い
http://lovemani.jp/ca/india.html