まどろむまどログ   - 「快」を求める日々の記録 -

日々の暮らしを心地よいものにしてくれるモノ・コト・ヒトの記録です

黄金桂(おうごんけい)

黄金桂の箱

このお茶はうちの近所にある『かわいち』という、ちょっとマイナーなスーパーで購入したものです。
近くにある大きな団地の中にあるスーパーなのですが、高齢化が進んでしまったため、団地の住人はお年寄りが大半に・・・。
その影響で、以前そこの店舗に入っていたスーパーは撤退し、住民の署名運動によって誘致されたスーパーが『かわいち』なのですが、ターゲットを高齢者に絞っているかのような摩訶不思議な品揃えとチープなお値段がとても魅力のお店です。
写真のお茶は三井農林(株)の製造となっています。
「三井銘茶 中国コレクション」と明記されているので、中国茶のティーバックがシリーズ化されて売れ出されているようです。
福建省産のこのお茶は「半発酵茶」。
「黄金色の美しい水色に、金木犀のような香りが楽しめます。」とパッケージに書かれています。
長い時間お湯にティーバックを浸しておくと、かなり渋みが出ますが、完全発酵のお茶に比べると軽やかさがあり、飲みやすいですね。

お茶は発酵の度合いによって6つに分類されるとか。

◇不発酵茶・・・緑茶
摘んですぐに熱を加え、発酵させない。

◇半発酵茶・・・青茶(←黄金桂はコレ。)
天日で萎凋(いちょう)させ香りを引き出したお茶。

◇弱発酵茶・・・白茶
軽く発酵させた産毛で白く見えるお茶。

◇完全発酵茶・・・紅茶
茶葉を完全に発酵させた後、乾燥させたもの。

◇弱後発酵茶・・・黄茶
乾燥の途中で堆積し、軽く後発酵させたお茶。

◇後発酵茶・・・黒茶
乾燥する前に茶葉を堆積し、後発酵させたもの。

プラス・・・
花茶
茶葉と花びらを交互に重ね、花の香りを吸着させたお茶。

以上の分類は『黄金茶』のパッケージに紹介されていた解説からの抜書きです。
烏龍茶というと、もっと渋みが強いどっしりとした味わいのものを思い浮かべがちですが、この『黄金桂』は若々しく軽やかな感じがとても良いです。
紅茶を飲む機会がこのところ多かったのですが、中国茶を色々試してみるのも楽しそうですね(*^-^*)。