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まどろむまどログ   - 「快」を求める日々の記録 -

日々の暮らしを心地よいものにしてくれるモノ・コト・ヒトの記録です

パフォーマー・チキさん

息子の卒業式も間近に控えているので、その準備のために土曜休みを利用し、昨日は大宮まで出かけてきました。
小学校6年生といえども、背丈が170近くもあるので、彼の衣類をさがすためには紳士服サイズでないとダメ・・・。
自宅近くの西友あたりではどうしようもないため、本人を連れて出る前の下見と洒落込んだのでした。
駅前のデパートや複合ビルを何箇所か歩いた結果、ダイエービルの中の紳士服コーナーが一番希望に近いものがありそう。
息子をひっぱりまわすにしても、候補のお店をしぼりこんでいないと時間の無駄になりそうだったので、ほっと一安心。
本日、夫と息子と三人で本買出しに再び出向く予定です。
ロフトでペパーミントの石けんを買い、ソフマップで写真用の印画紙と仕事用の関連書籍を2冊購入して帰りの電車に乗ろうと思ったところ・・・あららん、そごうから大宮駅に向けてのびている連絡通路にものすごい人だかりが・・・。
ここ数年、大宮のストリートには歌やダンス、大道芸などのパフォーマンスを披露する若い人たちが増えてきて、週末となればパフォーマンス目当ての通行人もいるほどの賑わい方。
誰か歌でも歌っているのかと、その人だかりを覗き込むと・・・なんと!黒の半そでTシャツでスプーン曲げに挑戦している若い男性の姿が?!

風のとても強い日だったので、観客の大半は冬の完全防備のイデタチでした。
その寒さの中、黒の半そでTシャツ、自前のスピーカーとCDデッキでミスターマリックばりの派手な音楽を鳴らし、巧みなトークでスプーン曲げの世界を披露。
見ているお客さんをぐいぐい引き込んでいくその話術の巧みさにまず心惹かれました。

スプーンの軸のある部分をにぎってぶらぶらさせると、目の錯覚でスプーンがやわらかくなっているように見えるのですが、そんな「落としネタ」を入れつつも、どういう技を使ったのかはわかりませんが、彼はスプーンをいとも簡単にポッキリと折ってしまいました。
あまりの鮮やかさに寒いのも忘れて視線が釘付けになってしまい、そのまま立ち止まってパフォーマンスを鑑賞することに。

次に取り出したのは、銀色に光る小さな円柱4本と少し厚手の板が2枚、水道管を切った直径20センチほどの丸い筒です。
銀色の円柱4本を四隅に並べ、その上に板を敷き、水道管の円筒を横に置いてぐらぐらする状態の上に板を敷きました。
とても不安定な状態のその上に、彼は立つ、というのです。

「この技はまだ練習中なので、もし僕がここに立てずに落ちて倒れたら、それはネタでも何でもありません。すぐに救急車を呼んでください。」と半ば冗談まじりに説明していましたが、本当に危険そう・・・。
楽しいトークをはさみながら、少しずつ難易度をまして、そのぐらぐらする板の上に立ち、顔を正面に向けてバナナの皮を向いて食べるところまで披露してくれました。
技の難しさ、見事さもそうだけれど、彼には人をひきつけてやまない巧みな話術の才があります。これはその場にいないと味わえない空気なのですが、一度そのトークにはまるとみつきになりそうな感じ。
どちらかというと地味なパフォーマンスの部類に入るかと思いますが、話術には華やかさがあり、人の心をほんわかとやわらげてくれる不思議な空気がありました。

大技を決めた後、「最後に僕の名前を覚えていってください。
僕の名前は『チキ』といいます。チキチキバンバンのチキです。
毎週、土日には大宮に来ています。日曜日の午後5時からは池袋にも出ています。
よかったらまた見に来てくださいね」と自己紹介でアピール。
「ハングリーにがんばってるヤツだな、と少しでも思ってくださった方は、10円でも5円でもいいのでこの中に入れてください」と丸い缶を差し出すところでパフォーマンスは終了しました。

とても楽しいひとときが過ごせたので、ほんのお礼のつもりで500円玉を投入。
チキさんのパフォーマンス、是非また見たいです(*^-^*)。