まどろむまどログ   - 「快」を求める日々の記録 -

日々の暮らしを心地よいものにしてくれるモノ・コト・ヒトの記録です

本田美奈子さんの『ナージャ!!』が聴きたい

ザ・ベストテン」で力強く『1986年のマリリン』を歌っていた姿が強烈な記憶として残っています。
アイドル歌手として華やかな時代を築いた後、熱心にレッスンを重ね3オクターブまでの音域を獲得したその底力は本当に素晴らしい!
また、幅広い歌にチャレンジするその姿も眩しいものがありました。

大のアニメ好きな私としては『明日のナージャ』の主題歌を本田美奈子さんが歌っているとタイトルロールで知ったときには心底ビックリしたものです。
ナージャ』はアニメそのものも素晴らしいけれど、オープニングに流れる美奈子さんの伸びやかで力強い歌声は日曜日の朝を心軽く楽しいものにしてくれました。
お話の設定はともすれば暗くじめじめしたものになりがちなものだったのですが、ナージャのキャラクターの明るさ、そして随所に流れた音楽の素晴らしさによって、とても質の高い作品に仕上がっていましたっけ。

残念ながらCDを手元に持っていないので『ナージャ!!』も『etoile−星−』も今聴くことが出来ません。
今日は息子の校内パトロールがあるため仕事もお休みさせていただいたことだし、後でTSUTAYAでレンタルしてこようかな。

何があってもくじけず前向きだったナージャの姿と美奈子さんがダブります・・・。

ところで、美奈子さんは残念なことに旅立ってしまったけれど、白血病は決して不治の病ではないんですよね。
同じ病にかかった有名人で治癒し復帰している人も大勢おられます。
私自身は、赤ん坊の頃、人より異常に白血球が多く「白血病? 再生不良性貧血?」と病名が定まらないまま、当時試しうる様々な薬の投与で命を永らえさせていただけたのだ、と母から聞いています。
今では白血球の数値も通常の人と同じ状態になっているのですが、怪我をしたときに血がとまりにくかったり、アレルギー反応がとても強かったり、と当時の名残はそこここに多少あるようです(^^;

ですので、血液の病の話を聞くと人事とはとても思えません。
ついつい反応してしまいます。
けれど、以上の事情から私自身が骨髄や血液を提供することは無理ですよね・・・。こんな私でも協力できることは、といえば、募金させていただくとか、様々な支援活動の紹介をちっぽけな日記に書くことくらい。
病の人をサポートするための環境づくりは、すぐに整うわけではありません。
日頃から私たちが関心を持ち協力することが大切なのだ、と朝の情報番組のキャスターも繰り返し話していました。

できることから一歩ずつ。
美奈子さんの歌声を思い出しながら、実践していきたいと思います。

日本骨髄バンク http://www.jmdp.or.jp/