まどろむまどログ   - 「快」を求める日々の記録 -

日々の暮らしを心地よいものにしてくれるモノ・コト・ヒトの記録です

書き留めるということ

昨年は父の闘病〜旅立ちという大きな出来ごとがあり、今まで生きてきた中で一番自分自身と向き合うことが多かったように思います。
苦しくて見ないふりをしていた内面や両親との関係、現在の状況など、それはそれは様々な角度から厭がおうでも自分を見つめなおさないとならなかったのです。

もともとメモ魔だった私は、苦しい最中、まず書くことによって混沌とした自分の状況を整理し、進んでいくべき道筋を少しでも明確にしようと思いました。
闘病中の父、父を支える母の支援をしつつ、昨年はそれこそ多くの自己啓発本や精神世界の本を読み、日記や手帳の実践的なツールも試してみたのでした。

中でも佐藤伝さん考案の「朝日記」(まんだら倶楽部 http://mandalanikki.com/ 参照)と岡崎太郎さんの「モチベーションシート」(https://www.it1616.com/cart/index.php )は随分力を与えてくれました。

「朝日記」はUSBフラッシュに収めたExcelファイルにしばらくつけ続けました。
9つのマンダラに今の自分を客観的に書き留めていく作業は、私にとってとても有効でした。
大変気にいってつけていたのですが、父の病状が悪化するにつれ「朝日記を書く」という時間そのものがやはり確保できなくなりました。
また、ログが増えれば増えるほど、書き込み画面が表示されるまでのスタートアップに時間がかかってしまい何かいい方法はないものか・・・と模索を始めたのでした。

色々探す中「モチベーションシート」に出会いA4版のレフィルを無料ダウンロードして使い続けてみると、これもまたいい感じ。
ただし、この大きさだと職場に持っていって、パソコンやらスキャナーがどーんと構えている私のデスクで書き込むのには少し大きすぎるのが難点でした。
今では普段持ち歩くのには「13の月の暦」バージョンにカスタマイズした「超整理手帳」(http://www.noguchi.co.jp/datebook2006/ )を愛用しています。

仕事やプライベートの作業用には「超整理手帳」で十分なのですが、私の場合、ふいに思いついたことや、その時々に感じた事柄が、後々の仕事や人間関係に影響をおよぼすことがとても多くて、こうした雑多な事柄を記録しておけて、しかもできれば関係するカテゴリー別に眺めることもでき、一年前、二年前のこの頃は・・・なんてことまで見渡すことが出来る記録媒体はないものかな、とあれこれ工夫をこらしています。