まどろむまどログ   - 「快」を求める日々の記録 -

日々の暮らしを心地よいものにしてくれるモノ・コト・ヒトの記録です

14歳のひたむきさに癒されました


昨晩、『耳をすませば』を10時くらいから見ました。
9時〜10時は息子が裏番組を見ていたので残念ながら見ることかなわなかったのです。お笑い番組が終わってすぐにチャンネルを変えると、雫がおじいちゃんたちとセッションしている場面でした。
ラッキー♪
このシーン、とても好きです(*^-^*)。

これでもう5回目になるでしょうか・・・。
ジブリの作品はどれも良いけれど、中でもこの作品は一番好きなのです。

1.説教くささがない。
2.主人公は一生懸命でまっすぐだけれど、どこかもろい感じがある。(ナウシカやラナのような『ひとりでも大丈夫。ワタシは強いぞ』タイプの女の子とは違う感じ。)
3.自分らしさを探そうともがくこどもたちを見守る大人たちの役割がはっきりしていて上品。

特におじいさんが雫に石をプレゼントするときの言葉が好き。
「この石はあなたにふさわしい。」
「差し上げます。」

・・・の「差し上げます」。
なんというか・・・おだやかで包み込むような響きにものすごーく大人を感じていつもいつも憧れます。
雫の家の、お父さん、お母さん、おねえさんのおのおの関わり方もとても素敵ですね。

胸の奥が甘ずっぱくなりながら、場面場面で「そうそう」と何度もうなづき、キャーキャー言ってる私を見てオンラインゲームしながら息子も笑っていました。「カントリーロード」が流れると一緒に口ずさんでいたけれど(*^-^*)。

この作品を見た後は、むしょうに何か作りたくなったり、楽器が弾きたくなったりします。
久しぶりにグラスリッツェンでも楽しみましょうか(^^)。

写真は随分前に絵を刻んだガラスのお皿。
グラスリッツェンをはじめて最初の作です。
教室には行かずテキストを見ての自己流なので、お手本の写真とは違う作品に(笑)。
食卓にもよく登場していて重宝しています。

ダイヤモンドの粉がついた針でガリガリ削っていく作業は、根気と時間がとっても必要。遅々として中々先に進みません。
けれど、動作のひとつひとつを重ねるたびに、心がシーンと静かになってゆくのが私はとても好きです。

自分の心を磨いていくために、時間のかかることをもっともっとゆっくり楽しんでゆきたいものですね(*^-^*)。