まどろむまどログ   - 「快」を求める日々の記録 -

日々の暮らしを心地よいものにしてくれるモノ・コト・ヒトの記録です

愛への帰還 〜ACIMをひもとく〜


さてさて、日記を書かなかった一ヶ月の間、主に何をやっていたかと言いますと・・・。
日中は職場サイトのスパムと闘い、帰宅してからは自分のエゴとむきあって「心を静にさせる」ことを楽しんでいました。

父が旅立つ前後から、昔から興味のあった精神世界系統の本を手にする機会が増え、最近は『[いつでもあなたを幸せにする]愛のヒアリング力』(マリアン・ウィリアムソン著/あさりみちこ訳)を繰り返し何度も何度も読んでいました。

マリアンのこの本の『ミラクルワーカーになろう」というコンセプトのベースになっているのは、「奇跡のコース」と日本で訳語のついている“A Course in Miracles”という本。

1976年に英語版が出版され、以来20ケ国以上の国で翻訳されベストセラーとなっている本なのです。
日本語版の翻訳を何年も前からずっと待っているのですが、色々な事情がからんでまだ出版にはこぎつけていない模様・・・。

◇日本語版難航の理由はこちら↓
http://christ-acim.hp.infoseek.co.jp/acim-translation.html

http://ww4.tiki.ne.jp/~fipc/hankenn.htm

http://www16.plala.or.jp/kazenosato/acim/acimtop.html

個人の方のブログ(http://plaza.rakuten.co.jp/spirin/diary/?ctgy=9)やミニまぐ(http://www.cityfujisawa.ne.jp/~koandmio/)でワークブックの部分を配信しておられる方もいるのですが、手元に置いてじっくり読んでみたかったので、久しぶりに原書と取っ組み合いをしています(^^;
この本、なんと本の厚さが3.5cmもあるんですよ。

テキスト部分は読解に難航していますが、ワークブックの部分は比較的わかりやすい短い言葉で綴られているので、こんな私でもなんとか理解できています。
毎日1つずつワークをこなし、気がむくとアトランダムにページを開いて読み進めているのですが、ヴィパッサナー瞑想やエッグハルト・トールの本にも共通して流れている「大いなる意志にゆだねる」心地良さを少しずつ実践中。

英語だけの理解はこころもとないので、『愛への帰還 〜光への道 奇跡の学習コース』(マリアン・ウィリアムソン著/大内博訳・太陽出版)も同時に読み進めています。
マリアンのこの本は、奇跡のコースの入門書に最適かと思います。
ともすれば抽象的な表現の多いACIMをわかりやすい表現をもちいて、やさしく説き明かしてくれているのです。

“恐れが学びを促進することはありません。”

“(1)愛は実在する。愛は永遠の創造物であり、何者といえども愛を破壊することはできない。”
“(2)愛でないものはすべて幻想である。”
“(3)、これを忘れなければ、あなたは心の安らぎを得ることができる。”

“愛と対極をなすものは恐れであるが、すべてを包含するものに対極は存在しない。”

仕事で行き詰まったとき、人間関係に悩むとき、物理的・金銭的な困難に立ち向かったとき・・・常に「そこに愛はある?」「愛のない仕事してない?」と自分に問いかける場面が増えました。

精一杯やれることをやった上で、後は大いなるものにゆだね、オートパイロットしてもらうのは、なかなかどうして清清しいものです。

ACIMは「本の語り手が誰なのか」がよく問題にされるのですが、分厚いこの本をゆっくり読み進めてワークを実践すると、やはりジーザスなのかな、と私には思える今日この頃。
今の自分に必要なワークは実践し、理解できない、またはまだ受付られない部分はしばらくほっとおいて、ゆるゆる楽しんでエゴのお掃除しています(*^-^*)。