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まどろむまどログ   - 「快」を求める日々の記録 -

日々の暮らしを心地よいものにしてくれるモノ・コト・ヒトの記録です

『水になった村』を観てきました




平日のお休みを利用して、本日は深谷まで足を伸ばし映画を見てきました。
大宮から高崎線に乗り換えて11駅目が深谷
片道1時間15分かかったけれど、乗り換えが少なかったのでさほど体は疲れませんでした。

1月13日(日)に東大宮コミュニティセンターにて行った『六ヶ所村ラプソディー』上映会を開催の折、深谷シネマ(http://fukayacinema.com/fukayacinema.html)・ドキュメンタリークラプのメンバーの方が『水になった村』という映画の上映チラシを持参してくださったのがきっかけです。

この映画の舞台は岐阜県徳山村というところ。
日本最大のダムが建設された村の水没前のお話です。

深谷シネマは、行政(国・県・深谷市)、企業(商工会議所)、市民(NPO法人など)が協働で立ち上げた街の映画館。
客席数50のこじんまりとしたスペースは、アットホームで居心地がよかったです。

お客さんの層は、若い方あり、ご年配のご夫婦あり、とそれはもう多彩でした。
大西監督が15年かけて記録した徳山村のジジババは、登場する人だれもがよく食べよく笑います。
映画を観ている私たちも、くすくす笑ったり、共感したり・・・といった場面がたくさんある、肩に力の入らない普段着のままで鑑賞できる等身大の映画でした。

ジジババは、ダム反対を訴え続けて居座っていたわけではありません。
ただその場所が自分にとって大切な場所だったから。
そこがなくなってしまうまで住みたかっただけのこと・・・。

山にわさびを採りに入り何時間も歩いたり、育てた野菜を丁寧に塩漬けしたり、画面に映し出される慎ましやかな暮らしぶりは、生きることへの慈しみに溢れていました。
映画全編を通して流れる宮澤賢治の「星めぐりの歌」もとてもよかった。
徳山村の人々と、夫の郷里・岩手の人々が重なり、住みなれた家屋がユンボでガサガサと壊されていく場面では涙が止まりませんでした・・・。

電気もガスも使わない暮らしを楽しむババがいる。
そのババは「私はこんなにしあわせでいいんのかと思うよ」と本当にしあわせそうに言うのです。
山からの恵み、先祖から受け継いだもの・・・すべてのことに感謝して微笑む姿は、とてもすがすがしかった。
心のひだにじんわりしみこんでくる、そんなステキな映画を観た後、映画館の受付で、映画にも登場したぼたもちと炊き込みご飯を戴きました。
なぜ「ぼたもち」と「炊き込みご飯」なのか、は是非この映画を見てください。
○水になった村
  http://web.mac.com/polepoletimes/
映画を見た後は、映画館でもらったシティマップをたよりにランチをいただきました。「黒んぼ」という洋食屋さんで、ふわっふわのオムライスを食べ、おなかいっぱいに(*^-^*)。

その後、一緒に映画を見た友人の誘いで、深谷で有機農業を営んでおられる農家さんのところにお邪魔して、羊を見せていただきました。
農業や種の話、羊さんの育て方のお話をたくさん聴いた上に、おいしいお漬物と梅干までご馳走になり、しあわせいっぱいの深谷ツアーは終了。
古いお店が残る町並みもステキだったので、今度は携帯カメラではなく、ちゃんとしたデジカメ持参で探索に出かけたいと思います。
新しい出会いがたくさんあった有意義な一日となりました(*^-^*)。