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まどろむまどログ   - 「快」を求める日々の記録 -

日々の暮らしを心地よいものにしてくれるモノ・コト・ヒトの記録です

笑顔の種を増やしたい!

わが家の息子は高校三年生。


今朝「仕事、行って来るねー」と、布団の上でまだごにょごにょもそもそ眠そうにしている息子に声をかけると、とても真面目な顔で「将来の夢見たんだけど…」と相談事を持ちかけられました。


彼が見た夢というのは将来の自分の姿らしい(^^;


しかも「高校を卒業してからの自分の姿を数パターン」一挙上映だった模様。寝るのが大好きで朝は際限なく寝ていられる彼でも、さすがに生々しい内容に目が覚めてしまったようです。


高校三年になると、授業の一環として『進路見学会』が催され、大学、専門学校など数校を回り、資料をどっさり貰って帰ってきますし、DMもドサドサ届きます。
そのほかに自分で興味を持った学校があれば、オープンキャンパスや授業体験に参加するなどして、遅まきながら情報が少しずつ集まっているところです。


PTAの役員という立場上、PTA主催の「学校見学会」には息子が1年生の頃から参加してきました。有名な四年生の大学や、自動車を作る技術を教える専門学校など、多岐にわたった学校にお邪魔してそれなりに面白くはありましたが…。


しかし、それらはどちらかというと「役員として学校行事に参加しなければならないから」という目的が前に立ち、今思うと息子の立場に立ってじっくり吟味している現在の見学とは趣が異なるものでした。社会・経済状況も三年前とはまったく様変わりしてしまいましたし…。正直なところ、あまり役に立っていないかもしれません…。


息子は小さい頃からオンラインゲームが大好き。
「いつか自分でもこういうの作ってみたいな」と彼なりのゲームプランもあたため、密かな憧れのようなものを持っていました。
両親共、仕事でパソコンを酷使しているので、小さい頃からパソコンには馴染みがあり、PCの操作は同年代のお友達より、たぶんとてもスムースでしょう。
漠然と「IT関連の仕事につけたらな」と思っていたので、その関係で学校見学もいくつか体験してきました。


で、少しずつ見えてきた現在の状況。


四年生大学は、いわゆる有名大手どころ以外は「入りやすいけど、就職に結びつかない」所が随分と増えているらしいこと。経営が成り立たず、新入生の受付を停止している大学もじわじわ増加中のようです。


また、大学を出たものの、卒業生の半分は就職できず、年々その数が累積しているのが現状。
専門学校に技術を身につけるために入り直す人や、いわゆるダブルスクール(大学と専門学校のかけもち)で、就職に有利な資格や技能を身につけようとする学生さんが増えていることなども、次第にわかってきました。


そもそも、大学というのは「仕事に直結する」技能を教えるための場所ではありません。学部にもよるとは思いますが、一般的には、いわゆる一般教養を深め、豊かな人間形成を促すための教育を施すことを目的としているところが多いように思います。
また、予習・復習などの家庭学習を考えたカリキュラムなので、コマを組むときに隙間が出来るのが特徴のように思います。


一方、専門学校は「仕事に直結する」技術や資格取得のための勉強を行うところ。もちろん、ある程度の予復習の必要は生じるのでしょうが、「授業でみっちり技能を叩き込みます」という学校が大半でした。ですから、カリキュラムには隙間がほとんどない。
「専門学校生はバイトどころではない」とよく言われるのは、このあたりのことに起因しているようです。


もし、私立大学に4年間通わせるとなるとトータルいくらになるんだろう。しかも、その上で専門学校にもダブルで通うとなると…。


考えたら、とても経済が成り立たないこともわかってきました。


そして、一番大切なのは「息子の成績」(^^;


就職のことだけ考えて進路を選ぶというのも夢のない話のようで切ないし、かといって、夢ばかり追っていると、経済がまだまだ不安定なこの社会状況で本人が苦しくなるのも大変だし…、と親も子も悩みが尽きません。


しかし、悩んでばかりいても仕方がない。


今朝は二人であれこれ話をした上で「とりあえず興味のある学校にはチャレンジしてみる。その上で「絶対にこれは無理」というものを消去していけばいい。」という結論めいたものに到達しました。


・・・というか、自然に条件は絞られてくるんだと思いますが(笑)


息子のように、自分の将来を考えるとき「夢」よりも前に「不安」が先に立ってしまう若い人が多いのは、とても寂しい気がします。
元気が足りない昨今、まずは、今、この社会の中で仕事や家事・育児に励んでいる私たちが、も少し元気になっていかないと、次の世代は笑顔でいられないような気がします。


大きな「いいこと」はなかなかみつからないかもしれないけれど。


日々の「ちっちゃないいこと」を大切にして、少しでも笑顔でいる時間を大切にしていきたいと思います。
一人一人の笑顔の時間が少しずつ増えていけば、世の中全体もきっとほんわかして元気になってくれると思うんですが…。
さて、明日の私は、何を体験してにっこりすることでしょう(*^-^*)。