まどろむまどログ   - 「快」を求める日々の記録 -

日々の暮らしを心地よいものにしてくれるモノ・コト・ヒトの記録です

今日は、午前中にマツモトキヨシの置き薬の人が点検・精算に来るとのことだったので、仕事はお休みを戴いて自宅でパソコンいじり。
明日はIT関連の会議があって、色々準備があるから本当は出勤したほうがよかったと思うんだけど…。
まあ、中一日置けば職場のマシンも少しは元気になるだろうから、私にとってもマシンにとっても大事なお休みだったのではないかと思う。というのも…。

きのうもまた、私の職場マシンはダメダメ状態。
朝からフリーズは続くし、画面はあいかわらず黄緑色にフリッカーしたり(笑)。
何より一番困ったことには、ネットワーク内に保存してあったHP作成データをごっそりと消し去ってくれるという誤動作が起きたこと。
その時の状況は、いつもどおりネットワーク内のHPデータを格納してあるフォルダにアクセスしようとしただけなのに…ああ、これで同じようなことが既に三回…。
ネットワークサーバーがおかしいのか、私のマシンのローカル環境がおかしいのか…。
どちらにしても起きてしまったことはし方がない。
午後はずっとFTPでダウンロードして、ローカル環境の復旧に務めたのだった…(;;)

そんなこんなの最中、週末の会議所主催の葬儀で使う写真の加工なども並行して行う。
自分のマシンは復旧作業にかかりっきりなので、上司1が出張に出ている上司2のマシンを私の横に持ってきてくれ、画像ソフト環境を整備し古い写真をスキャンして、スライドショー用の加工を行ったのだった。
まだ全部の枚数をスキャンしたわけではないけれど、白黒もそれなりに処理出来そうでほっ。
Web上から下ろさせていただいたフリーのソフトを使用して、故人を忍ぶ映像の数々が、斎場の大きなスクリーンに投影される予定。
いつも思うことだけれど、ウイルスをばらまく人もいれば、こういうありがた〜いソフトを配布してくれる人もいる。
どうせ配るなら人に喜んでもらえるものを配って欲しいものだ。

そんなこんなの火曜日の疲れをリフレッシュする意味もこめて、午後の銀行巡りのあと、東大宮の「ふしぎの森」という自然食料品店に遊びに行く。
この店は、駅向こうにあるため、仕事のある普段の日にはなかなか立ち寄れないのだ。
無農薬大根が1本198円で売られていたり、近くの障害者や高齢者施設でつくられた陶器の作品販売なども行われていて、面白い掘り出し物がたくさんのお店。

オーガニックコットン(ライブコットンの製品が置かれている)の肌着や靴下も売られていて、その片隅にはお店オリジナルのネル生地布ナプキンまであるのだ。
職場でも布ナプキンで通す自信がすっかりついたのもあって、今日はこのお店でネル生地布ナプキンの在庫をゲットしようと思っていたのだが、残念なことに売りきれ!
ついこの間までは、いつ買いにきても在庫があったのになぁ…。
ささやかながらお店の評判をかきこむサイトに「このお店の布ナプキンのファンです!」とか「大根がとてもおいしい! 煮物・サラダ・お味噌汁にと大活躍しています」なんて書きこんだりしたものだから、もしかしたら宣伝効果がじわじわ出てきたんだろうか(笑)
…なんて急に人気が出ることはないと思うけれど、自分と同じように「これっていいね♪」と思い使う人が身近にいるかと思うと、何とはなしに嬉しかったのだった…。

このお店では発展途上国の人達が心をこめて作ってくれた製品も販売している。
デザインもシンプルでキュートなものが多く、欲しいなあ、と思うバッグやTシャツがわんさかとあるのだ。
今日も例によってあれこれ眺めては「いかんいかん。まだ給料日前だ」と必要最低限のせっけん類の購入にとどめようと思ったその矢先…店頭に積まれていた『People Tree』というマガログ(マガジン&カタログの意味)が目に入ってきてしまった…。

2004年春夏号の表紙は、オレンジ色のターバンを巻いた若々しい女性がにっと笑っている笑顔のアップ。
定価350円。フェアトレード商品&エコロジーマガジンと副題がついている。
「ふしぎの森」にも置かれている商品も掲載されているが、ぱらぱらと眺めていると美しいデザインの商品が山のようにあちこちにちりばめられている。
読み物も充実していて、グルーバル・ビレッジについての記事も読み応えがあった。

キャンディー・カラーの天然石アクセサリー(ブレスレット1700円など)や、パレスチナで獲れたエクストラ・バージンオリーブオイル(200本限定・1785円)など、価格も良心的で、品質も良いものが多数掲載されている。
バティック織りの肩掛けバックなど、通勤用に欲しいものもある。
必要最低限のものを買う生活を続けているのだが、どうせお金を払うのなら、そのお金の一部なりとも有効に生産者の元に還元されるものに対価を払いたいと思う。
なぜなら私達は「消費者」ではなく「生活者」とし、モノを買い暮らしを共に営んでいくのだから…。

だから、なるべく使い捨てにせずモノもそれを作ってくれた人の心も大切にしたいと思う。
…とフェアトレードのマガログを眺めながら「まずはお昼の弁当づくりの回数を増やそう」と小さな目標を立てた。
朝は家事が忙しい上に、Webやメールの確認で時間がほとんどなくなってしまい、お弁当もおにぎり程度がやっと(;;)
おかずやサラダは職場近くのスーパーのお世話になっていたからだ。
出来合いのおかずを買うときも栄養のバランスは考えていたけれど…容器がゴミになってしまうのは心底勿体ないことだもの。
会議所のお昼はみんなで色々分け合うので、個食パックで買うほどゴミは出してはいないのだが、無理のない範囲で少しずつ無駄のない暮らしを目指したいと思う今日このこの頃なのだった…。

○People Tree
 http://www.peopletree.co.jp