まどろむまどログ   - 「快」を求める日々の記録 -

日々の暮らしを心地よいものにしてくれるモノ・コト・ヒトの記録です

LOHASな暮らし

なんとまあ、10日間も日記を書かずに過ごしてしまった。
その間にも別サイトの『布なぷうぃっきぃ』にはちょこちょこ書きこみをしていたのだが、夫が先々週から今年三度目の小笠原出張に出ていて「完全母子家庭状態」だったことや、先週の土曜日に母校の和光大学に会報の発送作業に出向いたりしていたのもあって、日記をついついサボってしまっていた(^^;
花粉症の症状がひどい日もあるにはあったけれど、元気に過ごしていたのでどうぞご安心を。

ところで、その和光大学だが…。
先週の土曜日(つまり3月13日)に、日本文学会の同窓会会報発送作業のために出向いたばかりだというのに、なんと週明けにブラウン管で校舎に再会することとなり心底驚いてしまった…。
あのアーチャリーが今年受験した大学というのが、こともあろうに私の母校だったのである。

『ものぐさ精神分析』の岸田先生がいらしたくらいの大学で、国連の実験大学だったこともある学校。
世間一般の常識にとらわることなくリベラルな校風が大学の特色として知られている。
その「来るものは拒まず」の我が母校ながら…さすがに今回は入学を拒否せざるを得なかったのだと思う。
何といってもまだまだ畑が残る中に、いわゆる校門もなくどーんと存在している状態だもの…。
マスコミの好奇の目から当事者であるアーチャリー本人を保護することも不可能なら、そのようなざわついた状態で学ばなければならない他の学生に対しての責任を果たすことも難しいことだろう。
なので、三橋学長の判断に異議を申し立てる卒業生はほとんどいないことと思う。
アーチャリーが昨年受験した大学はミッション系の大学だったそうで、その折の大学側の拒否コメントは「宗教が違うので」とのことだったとか。
和光の場合はそういった断り方は出来なかったから、かなりコメントに苦慮していたようだったのが、なんとも気の毒ではあったのだが(^^;

ところで、その和光大学へと向う小田急線の駅売店に『ソトコト』というちょっと変わった雑誌が置かれていた。
実はこの雑誌には、昨年の夏に1度お目にかかっている。
昨年の夏やすみ、息子と一緒に池袋のトヨタのショールーム(サンシャインの中)に遊びに行く機会があった。
こどもの喜びそうなイベントがたくさん開かれていたためなのだが、そのショールームの中にこの雑誌が置かれていて自由にバックナンバーも読むことが出来たのだ。

いわゆるエコ関係の雑誌のようでいて、こだわり方に一風変わったものがあり、読んでいてとても興味深かったのだ。
定期購読をしてみたいな…と思いつつ、そのときはそのまま紛れてしまったのだが、こうして再会したのも何かの縁とばかり4月号を鶴川の駅売店で購入したのだった。

今号の特集は『LOHASな暮らし。ココロもカラダも気持ちいい。』。
LOHAS(ロハス)とは…Lifestyles Of Health And Sustainabilityの頭文字を取った造語だそうな。
地球環境保護と人間の健康を最優先し、人類が共存共栄できる持続可能な社会のあり方を望むライフスタイルのこと。
平たく言えば「地球と人を長持ちさせる」ということだ。
ロハスな視点に立ってのインタビューや、商品のチェックなど、面白い記事が満載である。

○ソトコト(木楽舎 刊)
 http://www.g-call.com/shopping/subscribe/sotokoto/sotokoto.html

チベット医学も出てくれば、コンシェルジェ(ホテルでゲストの様々なリクエストを聞き、サービスの手配を行う人)の紹介もある。
気功の記事もあれば、ファーラン&ハーヴィーのオーダースーツの記事もある。
さまざまな視点からロハスな暮らしが語られている。

中でも私の心をぐっと掴んだのは「着物は誠にLOHAS的な衣類」という記事。
着物は多少の体形の変化にも対応してくれる上、天然の素材が肌にもやさしいからだ。
そして布地をほどけばリフォームして別な働きをする生活のアイテムとして蘇ることも可能。
つい先日も「和布の切れ端で布ナプキンのウイングの部分を作ったり、パッドを拵えたらどうかしら…」と考えていたばかり。
大宮にユーズドの着物もたくさん扱っているリサイクルショップがあり、千円単位で買える着物もたくさんあることだし、少し物色してみようかな…と考え中。
楽しみながら「ロハス」な暮らしを作っていければなあ…と思っている。

会議所脇の桜並木にも、ぼちぼちつぼみが目立ち始めてきた。
芝川には菜の花が群生しており、その上を飾るかのようにそそりたっている桜並木。
毎年、ピンクと黄色のコントラストがそれはそれは美しいのだ。
季節をめでることもまた「人と地球の長生き」に通じるように思い、排気ガスが桜を痛めないでいてくれたらなあ…と願わずにはいられない。