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まどろむまどログ   - 「快」を求める日々の記録 -

日々の暮らしを心地よいものにしてくれるモノ・コト・ヒトの記録です

昨日は、息子が6年生になってはじめての「授業参観&懇談会」。
修学旅行の話もあるし、担任の先生にお会いするのもモチロンはじめて。
それに、なんたって役員決めがある。
私は昨年度・学年部役員だったので、新しいクラスの役員決めの司会をしなければならなかった。
だから、仕事のお休みをいただいて「何がなんでも出席しなきゃ」と気が進まないながら、学校へ向かったのであった。

例年、新年度のこの時期には役員決めで厭な思いをする。
4年生くらいまでは、「私、コレコレの委員やりまぁ〜す」と仲良しお母さんグループで事前に話しを固めていたらしい人たちがどんどん手を挙げて、まず『ラク』な役から埋まっていくのがパターン。
もちろん「広報」とか「学年部」は「大変らしい・・・」というイメージがあるので最後まで残ってしまい、くじを引くはめになったりもしていた。
それでも・・・それでも、だ。
今年(6年生)の時ほど「ひどい状態」ではなかったと思うんだよね(--;

まずたまげたのが、懇談会が始まる前に新役員決定後の記入用紙を持ってきてくれた本部役員の言葉だ。
P本部(以下P)「兵藤さん、洗い出しはもう済んだ?」
私「へ? あのぉ、洗い出しって何ですか?」
P「ええ! 6年生まで役員やっていない人の洗い出しに決まってるじゃないの?」
私「ええええ!! だって、今年は5年生から持ち上がりじゃないから、まだ連絡網も配布になっていないし、過去にやったやらないは、一体どうやって調べるんですかぁ?!」
P「過去5年分の総会資料に全部当たるのよ。役員の一覧が載ってるから。
  誰からもこの件、聞いてない?」

・・・開いた口が塞がらなかった。
確かに6年生にもなれば、地区役員(環境整備などの地域担当役員のこと)までをカウントに入れてしまうと「やってない人」の方が少ないし「下の学年の子ではなく、今のこの学年のお子さんで必ず一度は役員を受けて」という趣旨も理解しているつもりではあったが・・・なんだってそう非効率的なことを当たり前のように慣例として踏襲していたのだろうか。
非公式の形、しかも人力に頼る超アナログの方法では、効率が悪い上に「裏工作」みたいで何とも居心地が悪過ぎる。
ただでさえ、陰湿な発言が飛び交う「役員決め」セレモニーなのに・・・なんてこったい。

顔面が「真っ青」を通り越して怒りで「真っ赤」になっていくのが自分でもわかった。
今まで役員を経験したことのない人の洗い出しが必要であれば、それはもっと正規のルートで行うべきものだと思う。
現に、会議所の同僚に本日(4/22)この件を話したら「うちの学校では毎年アンケートが配布されて、今までどの子の時に何の役員をやったのか、受けてない人はなぜ受けることができなかったのかをものすごく細かく書いて学校に出すのよ」という所もあるのだ。
私もこれが筋だと思う。
PTAの趣旨をきちんと会員全員に理解をしてもらった上で「お母さん同士のアンテナ」だの「裏の情報」なんかに頼ることなく、洗い出し・選別くらいは行いたいではないか。
とは言うものの、説明に来てくださったP本部の方はとても優しく理解のある方だったし、悩んでいる暇のない懇談会直前の出来事だったので、ともかく教室に入るのだった。

今年度からはPTA本部(運営委員会)に各部から出席する人数が増えるのだ、とP本部から出張ってきた役員さんの事前説明が始まった。
クラスから選出する役員は「学年部 1名」「成人教養部 1名」「広報部 1名」プラス、6年生の場合は「卒業対策委員 3名」・・・計6名が必要となる例年どおりの構図ではある。
しかし、これだけの人数を出すのは至難のわざなのだ。
30名弱のクラスの中から「一度も役員をやったことのない人」を探してみたところで、大した人数ではない。
だから、懇談会の席で「やらない、懇談会にも出ないで逃げ切ったモンがちなのはズルイ!」という意見が大半を占め「あたしはもうやったからやらない」とばかり、下の学年で既に役員を受けたお母さんにまで「あなた、ここの学年の子ではやってないんだから受けられるでしょ?」と攻撃したりする場面は、どうにもこうにも壮絶なものだった。

途中から耳を覆いたくなるような厳しい論調の意見も出てきたのだが・・・みんな大人なんだから冷静に考えて欲しい。
たしかに「平等に誰もが役員を経験するべき」なのは分かるけれど、6名出すためには、今まで役員経験のある人も出さないと、絶対に決まらないんだよ。
しかも、家計の大黒柱であるダンナさんが亡くなってしまったので、朝から晩まで働いて一生懸命家族を支えてやむなく本日欠席のお母さんだっているのだ。
それなのに・・・。

腹が立つのを通り越して、私はだんだんむなしくさえなってきた。
今まで役員の経験をなさった方から、お仕事の内容について話してもらっている以外は、誰も彼も司会の私と目をあわそうとはしない。
ずっと下を向いたきり、押し黙っているばかり。
そして、誰かが「あの人はまだのはず」といった話に矛先が向くと「うちは、下の子が登校拒否で私が毎日付き添って学校に来なければならないから受けられません」といった防御の発言がポンポンと出てくる。
役員をご一緒したことのある方もいるので、皆さんのご事情は十分わかる。
しかし、どこまでの線で「この人は完全に受けられないよね」としてしまうのか。
欠席の人にはエクスキューズの場を与えずにそのまま「くじ」なんてものにしていいのか。
あるいは「役員決めをするのに委任状も出さないのは逃げてるとしか思えないから、欠席の人にやってもらうべき」なのか・・・。
煮詰まった段階で、口頭申告&「あの人は」の噂話で「やっていないらしい人」の絞込みが完了し、他の学年に出ていたその該当者に伝令が飛んだり、欠席の方には先生から電話をしてもらい確認をすることになったのだった。

私は昔から「裏で」というやり方を取ることを好まない。
だから、P本部さんが事前に話してくれた事柄も、役員決めの冒頭で暴露してしまい「と直前に教えていただいたのですが、私自身には、そういった事前の準備がありません。くじで後にしこりが残るのも厭だし、こういう非公式な手段を使ってネゴシエートするのも正しい道筋だとは思いませんので、どうか自己申告・積極的な立候補でお願いします」と何度も頭を下げた。

かつてP本部を経験し・上の子が中学だの高校生の兵のお母さんがたは、説明の援護は盛大にしてくれるものの、やはり手を挙げない。
それどころか「中学になると胃に穴が開くくらい大変なのよね」とやはり防御に入る。
すったもんだの発言の後、学年部はお仕事持ちで環境委員を一度経験済みの私の友人が引き受けてくれたのだった。
彼女いわく「兵藤さんは、去年誰もなり手がなかった学年部を引き受けてくれたから」とのこと。・・・ウウ、憶えていてくれた人がいるんだなあ・・・。
みんなして押し付ける形で決めた役員であっても、人なんて勝手なもんだから「あの人、ああいうこと好きな人なのよね」みたいに言われてしまうのが常だったから。
ま、いいけどさ(--

で、成人教養は、下の学年のお子さんがいて、しかも去年赤ちゃんを産んだばかりのお母さんが引き受けてくださった。
卒対は、1度役員経験をしたらしい(地区役員かなんかだと思うけど)仲の良さそうなお母さんたちが周りに押される形で受けてくれた。
残る「広報」を仕方がないので私が引き受ける。
「広報やりますから、卒対どなたかお願いします」と条件つきで(^^;
なんとか、うちのクラスは「くじ」を引くことなく収めた形になったものの、両隣の1組・3組とも「くじびき」になったらしい。
3組などは「出席者が9名」だったそうな。
役員として名前をFIXされたのは、大半が欠席の人だったんだって・・・それもどうかと思うけれど。

ぐったり疲れて、修学旅行の話を先生から聞いて、帰宅したのが5時近く。
朦朧とする意識のなか、ふみやのために晩御飯を作る。
食べ終わった頃、よそのクラスのお母さんから電話が。
他のクラスで広報に「くじびき」であたったという方からだった。
よくよく話を聞いてみると、初回の部会(来週火曜日)にあたしが出るのかどうか、どんなことを決めるのか、そんなこんなを聞きたかったようだ。
ぶっちゃけた話、彼女は「兵藤さんに学年の代表をお願いしたい」という気持ちがあったように思うのだが、それってかんぐりすぎだろうか(TT)
人間不信状態に陥り、心底疲れ果てた私が泥のように眠ったのはいうまでもないことだった・・・。

みんな、大人なんだからさ。
人には人それぞれの事情ってものもあるんだから。
もっと思いやりの気持ちとか「今まで役員してくれてありがとう」という気持ちとか(別にこれは私に対して、てことではないので念のため)持って、懇談会に臨んでくれたら、あんなに厭な思いを長時間することなく、もっと効率よい平和な決め方が出来たと思うんだよね。

小学校の6年間って、こどもだけでなく保護者にとっても学びの場だったはず。
それなのに・・・と、昼食用の野菜ジュースを買いに出た「生協」牛乳売り場でも同じような会話が井戸端会議になっていたので、ますます悲しくなったPTA明けの本日であった。
・・・本当にどこの学校でもおんなじ、なのね。
本当は、こどもたちの成長する様子がわかるし、お友達も出来るし、で楽しいはずの役員なのにさ。