まどろむまどログ   - 「快」を求める日々の記録 -

日々の暮らしを心地よいものにしてくれるモノ・コト・ヒトの記録です

年内、職場に出勤する日も残すところあと僅か…。
仕事の締切が差し迫ってきた本日の金曜日、職場の誰もが慌しくバタバタと出入りしていた。

昼休みは近くのデオデオにプリンターのインクカートリッジを買いに出る。
私の場合、中でパソコン相手の仕事が続いて外まわりがないから、こういう仕事はついつい休みの時間を使うのだ。
カートリッジを買って、すぐ隣のサンクスでお昼ごはんを調達。
あいかわらず「食玩」の品揃えが充実していたが、今日はゲットせず奇跡の日田の水とやらがレジ隣の棚にずらっと並んでいたのを購入した。
つい先日TVでも取り上げてかなり話題になっているらしい。
職場に到着してすぐ飲んでみたが、飲み口の柔らかい水でとても飲みやすかった。

休憩室に到着すると、みんな思い思いのお昼を取っている最中。
電磁調理器で冷凍うどんを温めて食べている人もいれば、小僧寿しのお寿司の人もいる。
お弁当を持参する人もいれば、コンビニで調達する人もいて、毎日様々な食べ物がテーブルに並び、そしてお裾分けの対象となるのだ(*^-^*)
つかのまのリラックス…、午後からの戦闘状態に備えるため心もからだもぐっとほどく時間・・・主婦の立場、母としての立場のいろいろな話がこぼれだすのもこの時間が多いのだった。

なんと言っても今日の話題は「給食時間に包丁を振りかざした男」の話。
うちの息子も小学生なので、ニュースを聞いたときには心底心が凍りついた…。
最近のあまりの物騒さに、上尾では市全域の小学校の生徒全員に「防犯ブザー」を配布することを決めていた。
2学期中に全生徒に配布の予定で、この防犯ブザーは中学校にあがっても使うということになっていて、一応「貸与」の形を取っている。
上尾の中心部からまず配布されたようで、職場のパートの友人の所はもう配布になっていた。
息子は今日(12/19)配布の予定になっていたので、どんなモノなのか友人に尋ねたのだった。

色は黄色。
首からぶらさげることも出来るし、ベルトにひっかけることも出来る。
ピンを抜くとあのけたたましい音がだんだん大きく鳴り響くことになっているのだが、咄嗟の場合に押しても音がなるような仕組みも付加されている。
また、ライトがつく機能もついているので、暗い場所を照らすことも出来るし、一瞬の目くらましにしかならないのではあるが、暴漢に向けて光を発することも出来るようになっている。
帰宅して息子に早速見せてもらったが…なるほどこういう感じねぇ…。
昼食時に聞いたとおりの卵形のかわいい防犯ブザーが炬燵の上に置かれていた。


今回のニュースを聞いていると「校門が開いていてうんぬん・・・」と学校の防犯体制についてあれこれ言う論調が気になったけれど、それは実は大きな問題ではないように思う。
夕べのニュースを見ていて、息子は「門が閉ってても学校なんて誰でも簡単に入れちゃうから意味ないよねぇ〜」とぽつり。
門を閉めて仮に鍵をかけたにせよ、大人の背丈なら簡単に飛び越すことも可能な高さなのだから実のところあまり意味がない議論のように思う。

親も教師も学校も、ありとあらゆる考えつく限りの防犯体制は取っているはずだ。
再発防止のためにはやはり「地域全体」での取り組みが必要なのではないだろうか…。
例えば、今回の犯人が学校に入るまでの間、家族・近所の人が彼の姿を見ているはずた。
いつもと変わったところはなかったか、怪しいものを所持していなかったか…。
常に監視をしていろ、ということではないのだが、こういうところから防いでいかないと、もう小さい人たちの安全は守れないのではないかとさえ思う。
地域に開かれた場所であるはずの学校に鍵をかけなければならないなんて、つくづく情けない話だ。
どうか二度とこのような事件が起きませんように…。

で、親として重たい話題をかわしつつも、休憩室に流している「笑っていいとも」のテレビ画面もそこそこチェック(*^-^*)
本日は有名人にそっくりな素人さんが登場するコーナーがあり、マッキーこと槇原敬之さんのそっくりさんが登場していた。
博多にわかのお面みたいなにこやかな顔…。
それを見ていたある女子職員が「マッキーの従兄弟でロックバンドやってる人って誰だっけ?」と質問する。
一同「?」。
彼女は続けて言う。
「パンクっぽいんだけど、美形になりそこねて少し色物系の人」
さあ、こうなると気になって仕方がない。午後の仕事の間も頭のどこかをこの疑問が渦巻いていたらいやだなあ…と自分の記憶力のなさを嘆いてしまった。
昼休みあけギリギリに、若い女子職員が速攻でWeb検索をかけてくれて答えがわかった。
彼女は歯磨きを終えて階段を歩いている私にむかって、とても大きな声で叫んだのだった。

「兵藤さぁ〜ん。わかりましたよぉ〜。
 ローリー寺西ですぅ!」

あ、なるほど。
確かに彼ならビジュアル系とお笑い系の微妙な境目にいるものね(^^)
暗い話題の多い中、少しだけ心が和んだひとときだった。
もちろん午後からは怒涛のような仕事の山に埋もれたのは言うまでもないことだけれど。